なないろの会について
1996年、旧養護学校(現特別支援学校)の母たちが障がい児にも有意義な放課後活動をさせたい、との熱い思いで「クレヨンキッズ(小中学生活動)」は保育活動をスタートさせました。
当時小学生低学年だった子どもたちが高校生となり、2006年に「れいんぼー」を発足するにいたりました。
2012年からは「特定非営利活動法人 なないろの会」として放課後等デイサービスとなり、この2つの事業所を運営していました。
その後、2015年には卒業後の余暇活動の一助として、ヘルパー事業所「きゃんでぃ」を設立しました。
障がいを持つ子どもたちの放課後、余暇活動の情勢は厳しいものがありますが、私たちは子どもたちの有意義な生活を守るために日々努力しております。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
『なないろの会』理念
一人一人の笑顔に出会いたい
好きな自分を見つける場所
「楽しい」から社会性を身につけてもらうために
子どもたちが生活する学校と家庭。 クレヨンキッズ・れいんぼーはその次となる身近な社会参加の場となることをめざします。 「楽しい場所」「居心地のいい場所」でありたい。
楽しい気持ちをはぐくみ、好きなことをたくさん見つけていく中で、遊びながら社会のルールが身につくようにサポートします。
「自分らしく過ごせる場所」になるために
楽しい時も苦しい時もお互いの思いを共有してくれる仲間がいる。
気持ちをぶつけられる人がいる。仲間の思いを受けとめ、寄り添うことができる。
心を解放できる場所で過ごしながら、お互いに共感しあい、様々な思いを乗り越えていける場所をめざします。
コミュニュケーションが苦手なお子さんも得意なお子さんも、日常生活や楽しみの時間をスタッフやお友だちと一緒に過ごすことで、仲間意識をはぐくみ、集団生活を楽しめる人になってほしいのです。
「より良いこと」を実現するために
学校や学年の変化に左右されず、長期間に渡って通ってほしい場所だからこそ、より適切な対応、より良い環境、そして何より子どもたちの気持ちに応えることをめざします。
職員・スタッフは反省会を毎日行っています。
その日の子どもの様子や活動内容、接し方などの意見交換を大切にしています。
また研修会や保護者面談、学校など関係機関との連携に積極的に取り組み、保育の充実・スタッフの資質向上を心がけています。
1996年 旧養護学校(現特別支援学校)母親たち3人が「障がい児にも有意義な放課後活動を
させたい」との思いで、調布市総合福祉センターのトレーニング室で保育を開始。
クレヨンキッズを立ち上げる。クレヨン通信第1号発行。
1997年 心身障害者(児)通所訓練等運営事業補助金「地域デイグループ」認定される。
調布市小島町の白井荘を借りる。
1998年 おぎゃー基金の助成金を受け、送迎車購入。学校送迎開始。
2005年 京王立体化工事計画のため多摩川1丁目に移転。
中学校を卒業したあとも居場所がほしいという思いから、クレヨンキッズの母親達
が交代でボランティア保育を開始。
2006年 高校生の活動としてれいんぼーにも、心身障害者(児)通所訓練等運営事業補助金
地域デイグループが認定される。
2008年 れいんぼー音楽祭開始。年4回。
2009年 NPO法人なないろの会設立。
2010年 クレヨンキッズが布田へ移転。
クレヨンキッズは小学生の活動、れいんぼーは中高生の活動となる。
2012年 れいんぼーが富士見町へ移転。
2015年 ヘルパー事業きゃんでぃを設立。